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『竜の道 』だけじゃない!「白川道」のおすすめ小説

『竜の道』が実写ドラマ化される、ハードボイルド作家「白川道」(故人)のおすすめ7作品。『流星たちの宴』、『海は涸いていた』、『病葉流れて』、『天国への階段』、『終着駅』、『最も遠い銀河』。

更新日: 2020年03月15日

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aku1215さん

◆『流星たちの宴』

時はバブル期。梨田は極秘情報を元に一か八かの仕手戦に出た……。危ない夢を追い求める男達を骨太に描くハードボイルド傑作長編。

流星たちの宴 白川道著 この本を教えてくれたのは留置場の隣のおじさんだった。檻の中から暇だからおもしろい本を教えてくれないか?といったらこの本を紹介してくれた。内容はリアルだし,たぶん作者自身が体験したことがベースになっている。男の生き方がすごく魅力的にえがかれていた。 pic.twitter.com/UoDeTQsk2y

白川 道『流星たちの宴』‥株価、地価、不動産の高騰、未曾有の右肩上がりだった80年代。仕手相場の修羅場を駆け抜けた男の刹那的な日々を自身の体験をもとに描いたリアルハードボイルド。金銭がただ額面上だけで跳ね上がったバブル景気。失われた数十年を経て、この小説は歴史の証言者になるだろう。 pic.twitter.com/Ye5glGx8UX

◆『海は涸いていた』

都内に高級クラブ等を所有する伊勢商事社長、36歳の伊勢孝昭は暴力団に会社の経営を任されていた。彼には殺人の過去があったが、事件は迷宮入りしていた。しかし、孤児院時代の親友が犯した新たな殺人が、その過去を呼びおこし、警視庁・佐古警部が捜査に当たる。

白川道氏が亡くなったとは。・・・『海は涸いていた』は絶品のハードボイルドだった。志水辰夫の『裂けて海峡』『背いて故郷』(講談社文庫版)の系譜を継いだ本だったように思う。

昼休み。白川道著『海は涸いていた』読了。切ないハードボイルド。哀しい宿命を背負った主人公。ハッピーエンドではなかったけど、ずんときた。

◆『病葉流れて』

十八の春、大学に入った梨田雅之にとってすべてのものが未知だった。酒場も、そして女も。だが、運命的に出逢った麻雀に、梨田はその若さを激しくぶつける。無頼派作家が描く自叙伝的ギャンブル小説の傑作!

故・白川道氏の「病葉流れて」シリーズ全6冊、再読了。もう続編が生まれないのはとても残念。麻雀好き、博打好きの方はぜひ。 pic.twitter.com/R77ohfmmGR

麻雀小説では阿佐田哲也(色川武大)が有名だが白川道(中瀬ゆかりの旦那)の「病葉流れてシリーズ」はそれに匹敵する名作だろう。

◆『天国への階段』

牧場を騙し取られ、非業の死を遂げた父。最愛の女性・亜希子にも裏切られ、孤独と絶望だけを抱え十九歳の夏、上京した柏木圭一は、歳月を経て、政財界注目の若き実業家に成り上がった。罪を犯して手に入れた金から財を成した柏木が描く復讐のシナリオとは?

白川道「天国への階段」上下4日で読了。十数年前の佐藤浩市と中村俊介が出たドラマの原作。出生の秘密、親の復讐、金持ちと結婚して恋人裏切るなど韓流ドラマのような因縁話だが面白かった。

白川道 「天国への階段」読了。 幻冬舎文庫の上・中・下3巻のやつ。 後半主要人物がばたばたと死んでしまいますが、読み応えはありました。 最後、やるせない。 残った姉弟に幸あれ。

◆『終着駅』

愛など捨てたはずだった。恋人を事故で失った若き日に。私は虚無を抱え、アウトローとして闇に暮らしてきた。だが、光を失いながらも懸命に生きるかほると出会い、罅割れた心が潤ってゆく。私は娘のような年頃の女性を、いつしか全身全霊で愛するようになっていた。

白川道「終着駅」読了。最近読んだ中では長い方だったけど、スラスラ読めた。68歳の友人に借りた本。自分では選ばない種類の小説だったけど、かなりおもしろかったな。男性の主人公に感情移入して読んだのは久しぶりだった。

白川道「終着駅」新潮文庫 読了。 ついつい読み進み、気がつけば朝…。筆者独特の筆致に引き込まれます。中原中也の詩をモチーフに不器用な男の痛々しい美学が展開されます。たまには、こんなアウトロー小説も楽しいです。

◆『最も遠い銀河』

建築家・桐生晴之は焦れていた。名を売るほどの大きな仕事ができていない現実に。最愛の女との約束、そして彼女を死に追いやった男への復讐心。激情を胸に秘め、成功を目指す晴之。だが、小樽署の元刑事・渡誠一郎が、隠し続けた彼の過去に迫る。

「最も遠い銀河」白川 道 幻冬舎文庫 読了。 すんごい!!久しぶりに、あっ!!と言う間に終了。心地良い余韻に浸ってます。

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