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コロナ感染の裏で…ベルリン映画祭特別賞!『風の電話』とは?

新作映画が公開延期になるなど、映画界にも暗い影を落とす新型コロナ感染。そんな中、ベルリン国際映画祭で日本映画『風の電話』が特別賞を受賞するという明るいニュース。東日本大震災後の実話をモチーフにした作品で、モトーラ世理奈が主演。日本を代表する名優たちが脇を固めた。

更新日: 2020年03月07日

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aku1215さん

◆映画界にも暗い影を落とす新型コロナウイルス感染

新型コロナウイルスの影響で、3月6日より公開予定の『映画ドラえもん のび太の新恐竜』が公開延期となることが、27日に東宝より発表された。また、2月28日より公開予定だった『映画しまじろう しまじろうとそらとぶふね』の公開延期も決定した。

映画館では、岩波ホールが2月29日~3月13日、早稲田松竹が2月28日~3月13日、シネマイクスピアリが2月29日~3月15日の休館を決定。

大型イベントでは、「日本アカデミー賞」の授賞式(3月6日)が一般客、マスコミを入れずに開催することを決定。アニメの国内大型イベント「AnimeJapan 2020」(3月21日~24日)は中止。

「映画館も危ないと思われる日が来るかもしれない。それが一番怖い。もし感染者が劇場で出たら休館することも考えられる。今は感染者が増えないことを祈るだけ。」(映画関係者)。新型コロナ渦で劇場から人が消える“Xデー”を回避できるのか、不安が漏れる。

◆そんな中、ベルリン映画祭で日本映画が特別賞を受賞

第70回ベルリン国際映画祭で28日、諏訪敦彦監督の「風の電話」が、若者向け作品を対象にしたジェネレーション14プラス部門で、国際審査員による準グランプリにあたる国際審査員特別賞を受賞した。

ジェネレーション(14plus)部門は世界三大映画祭と称されるベルリン国際映画祭に設置されている、14歳以上を対象にした若者が審査員を務めるコンペティション部門。

審査員からは「穏やかでありながらも壮大なロードムービーに大変心を打たれました。この困難な時代に、喪失の空虚さと人と人との繋がりの温かさの両方を共存させることが、これまで以上に重要。この映画は見事にそれを成し遂げています」との講評を受けた。

◆東日本大震災後の実話をモチーフにした作品

2011年、岩手県・大槌町在住のガーデンデザイナー・佐々木格氏が自宅の庭に設置した“風の電話”は、死別した従兄弟ともう一度話したいという思いから誕生した。

やがて「天国に繋がる電話」として人々に広まり、東日本大震災以降、3万人を超える人々がこの場所を訪れている。本作はこの電話をモチーフにした初めての映像作品だ。

震災で家族を失った高校生のハルが、伯母と暮らす広島から、故郷の岩手を目指して旅をする物語が描かれる。

◆主演はモデルとしても活躍するモトーラ世理奈が抜擢された

雑誌「装苑」の専属モデルを務めるモトーラ世理奈。その独特の存在感で同性を中心に多くのファンを獲得している。また「アンダーカバー」2018-19年秋冬コレクションにも参加し、パリコレデビュー。

18年に映画「少女邂逅」で本格的に女優の仕事をスタート。その演技力への評価も高く、1月18日から公開中の映画「猫、かえる」、1月24日から公開中の映画「風の電話」、2月22日公開の映画「恋恋豆花」と映画への主演が相次ぐ。

◆共演に西島秀俊や西田敏行など実は豪華キャスト

旅の途中で出会い、ハルに影響を与える重要な人物として、三浦友和や西田敏行、渡辺真起子、山本未來らが出演。

◆気になるストーリーは?

東日本大震災で家族を失い、広島の叔母のもとで暮らす17歳の少女ハル。ある日、叔母が突然倒れ、自分の周りの人が誰もいなくなってしまう不安にかられた彼女は、震災以来一度も帰っていなかった故郷・大槌町へ向かう。

憔悴して道端に倒れていたところを助けてくれた公平、今も福島に暮らし被災した時の話を聞かせてくれた今田。様々な人と出会い、食事をふるまわれ、抱きしめられ、「生きろ」と励まされるハル。道中で出会った福島の元原発作業員の森尾と共に旅は続いていき…。

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