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「第3の外来魚」は身近な魚たち

我が国で、河川・湖沼にヤマトゴイ、錦鯉、金魚、ヒメダカような交雑また選 抜により作り出された人工改良品種が、さまざまな目的で無秩序に放流されてきた経緯があります。それら自然環境へ影響小さくないもと危惧されています。

日本各地のメダカの遺伝子を調べた研究結果では、 関東地方に本来生息しているはずのない関西地域の 遺伝子を持つメダカが発見されるなど、多くの生息 地で交雑の現状が明らかになっています。

小学校の教材にもなる「ヒメダカ」

体色がオレンジ色のメダカです。江戸時代から定着して親しまれています。現代で一番流通しているメダカです。

画像:GEX

近年、ヒメダカが日本各地野外河川や水路などでも目撃されている。養殖場から流出や飼育個体遺棄的放流も考えられるが、地域や規模限定的であろう。一方、環境保護活動として組織的な放流が広範囲かつ影響力大きい要員として考えられる。

野生型とヒメダカの体色の違いは、群れの形成や配偶者選択に 全く影響がないことが分かってきた。ヒメダカが一度野外に放たれた場合、その遺伝子が野生集団中に容易に侵入出来ることを意味する。

日本のメダカは2種類

遺伝的に大きく北日本集団と南日本集団に分けられていたが、形態的な差とも合わせてそれぞれOryzias sakaizumii(キタノメダカ)とOryzias latipes(ミナミメダカ)の2種類に分類された。

「錦鯉」の放流も問題に

実は、いま日本にいるコイのほとんどが外来種だそうです。ニシキゴイはコイを人工的に品種改良して生まれた観賞魚。そもそも自然環境には存在していないため、遺伝子交雑の問題や病気の蔓延の危険性もあります。

誰がどう考えても、街中に、山中にチワワが走っているのを見て「可愛いねぇ!」で済ませる人はいないだろう。心底ぞっとするだろう。

IUCN(国際自然保護連合)が定める「世界の侵略的外来種ワースト100」のうち、魚類は8種。そこにコイはブラックバスなどと並び指定されている。

(1)コイは雑食の上、砂や泥も一緒に口の中へ吸い込むため、固有の魚の卵も一緒に食べてしまう
(2)コイヘルペスウイルスなどにより大量死が起きる危険性がある

なぜ生き物を絶滅から守るのか?

外来種の放流の危険性はニュースなどで大きく報じられていますが、観賞用メダカの放流もそれと同様で、本来生息する地域の枠を超えて生体を移動させることは生態系に多大な影響を及ぼします。生物の多様性を保つことは、人間の生存環境を守ることにも直結する重大な問題なのです。

影響が表れるのに時間がかかるために、気が付いた時には手の着けようがないという事態も少なくありません。一旦、失ったものを取り戻すのはなかなか難しく、たとえできたとしても、時間や費用など莫大なコストがかかることを肝に銘じておかなければなりません。

メダカは池や川などに放さない

改良品種メダカ・養殖メダカは生態系保護の為、絶対に池や川などへ放さないで下さい(日本水族館)。

出典日本水族館

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