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『武漢肺炎』と呼んではいけない。まとめ

新型コロナウィルス肺炎「COVID -19」を「武漢肺炎」と呼んではいけない理由と山田宏、ほんこん、麻生太郎といった「COVID -19」を「武漢肺炎」「武漢ウィルス」などと呼ぶ者たちをまとめます。

更新日: 2020年03月14日

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thunderxさん

いまだ懸念が残る新型コロナウィルス肺炎

終息が見えない新型コロナウイルス。3月3日時点で世界の感染者数は9万人を突破、死者数は3000人を超えた。

販売の低迷やサプライチェーン(供給網)の混乱によって、日本企業も大きな打撃を受けている。

一方…新型肺炎を『武漢肺炎』と呼ぶ者たちが現れ始める

一部「保守派」議員やオピニオンリーダーなどが、同ウィルスについて「武漢ウィルス」「武漢肺炎」「武漢熱」という名前を用いるべきだと主張しているのだ。

「武漢熱」「武漢肺炎」と呼ぶべきというような声も散見される。自民党の山田宏参議院議員も、国会でそのような主張をした。

しかし、特定の地名と感染症を結びつけることは差別にもつながりかねない。

新型コロナウィルスの病名は「COVID (コヴィット)-19」と定められている

WHOのテドロス・アダムス事務局長は2月11日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、新型コロナウイルスが引き起こす症状について「COVID(コヴィッド)-19」と命名したことを発表しました。

これまで使われていた「コロナウイルス」という単語はこの病気が属するウイルス群の名称で、病気そのものを指してはいなかった。

COVID-19は「コロナ(Corona)」、「ウイルス(Virus)」、「病気(Disease)」という単語と、この病気がWHOに報告された「2019年」の組み合わせでできている。

地理的な位置や動物、特定の個人や集団に言及せず、かつ発音しやすく、病気そのものに関係のある名前を探さなければなからなかった」と説明。

研究者らは、混乱や特定の集団または国に汚名を着せることを避けるため、正式名称を決めるよう求めていた。

なぜ武漢肺炎と呼んではいけないか

WHOはもともと、ウィルスなどの名前に国、地域、人の名前、動物の種類などはつけてはいけないというベストプラクティス(最善方法:ガイドライン)を発表している。

なぜ地名などをつけることを避けるのか。それは、疾患名が差別につながることもさることながら、疾患名が疾患についての誤解を生む可能性があるからだ。

2009年に流行したH1N1型インフルエンザウイルスは、「豚インフルエンザ」というあだ名が付けられた。豚ではなくヒトを介して広がるウイルスだったが、この名前のせいでエジプト政府は飼育している全ての豚を殺処分した。

命名による具体的な悪影響、例えば「メキシコインフル」には、「メキシコの労働者、不法移民、国境管理に関する国民の恐怖と誤解が投影される可能性がある」ことも指摘されている論文もある。

”豚インフルエンザ”や”中東呼吸器症候群”などの名前の使用は、特定のコミュニティや経済セクターを非難することにより、ネガティブな影響をもたらした

「中東呼吸器症候群(MERS)」や「スペイン風邪」といったさらに一般的な呼称も、関連する地域全体や民族グループに汚名を着せかねないために避けるべきとされる。

これまで、病気の名前が特定の宗教的・民族的コミュニティーに対する反感を引き起こし、渡航や貿易などへの不当な障壁を生み、家畜の不要な殺害を招いてきた

ブリアン氏は「われわれはできる限り中立的で、できる限り便利なものとなるよう本当に努めている。なぜなら世界のどこでも同じように敵に対処しようとするなら、同じ名前を付ける必要がある」と語った。

悪いのはウイルスであり、決して特定の国や地域に住んでいる人たちではない。改めてそうした認識を持つことが大切だ。

「武漢肺炎」と呼ぶ者たち

3月3日の参議院予算委員会は小池晃議員以外は与党議員の質疑。 安倍総理のヨイショばかりでいつもはスルーですが、今日の山田宏議員の質疑は見過ごせません。 差別につながるので、新型コロナ肺炎には国や地域の名称をつけないようにWHOが勧告したにもかかわらず、堂々と「武漢肺炎」と宣言。 pic.twitter.com/unqsc3Tfca

「武漢熱」「武漢肺炎」と呼ぶべきというような声も散見される。自民党の山田宏参議院議員も、国会でそのような主張をした。

「中国肺炎」(百田尚樹)や「武漢ウイルス」(櫻井よしこ)、「武漢熱」(青山繁晴)などと、WHOが差別を招くとして避けるべきとしている国名・地域名をつけた病名をわざわざ連呼している

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