1. まとめトップ

この記事は私がまとめました

スタジオジブリ作品『おもひでぽろぽろ』

1982年の夏。27歳になるOL岡島タエ子は、勤務先で休暇を取得。姉、ナナ子の夫の親類の家に2度目の滞在をさせて貰う事になった。タエ子は、山形へ向かう寝台特急「あけぼの3号」の車中で、田舎が無いことで寂しい思いをした小学5年生の自分を思い出す。

長生きするといろんな経験するよ

タエ子が小学5年生の時、父親にねだってまるごとのパイナップルを買って来てもらったことがあった。だが家族みんなで食べたパイナップルはおいしくなく、食卓には微妙な空気が流れる。そんな中、タエ子の祖母がつぶやく言葉。

やっぱり 果物の王様は… 果物の王様は… バナナだった!

タエ子が小学5年生の時に父親にねだって買ってもらったまるごとのパイナップルはおいしくなく、姉たちは食べるのをやめてしまう。だがタエ子は無理してでも食べ、「おいしい」とつぶやく。だが本心ではバナナの方がおいしいと思っていた。

作文がちょっとぐらい上手な子より、好き嫌いしないでなんでも食べる子の方がずっと偉いのよ作文がちょっとぐらい上手な子より、好き嫌いしないでなんでも食べる子の方がずっと偉いのよ

夏休みの読書感想文を学校で褒められたタエ子は、大喜びで母親に報告する。だがナマスを食パンに挟んで持ち帰ってきたタエ子を、タエ子の母がしかる。タエ子は大根とタマネギが嫌いで、給食で苦労していた。

分数の割り算がすんなり出来た人はその後の人生もすんなりいくらしいのよ

こちらはジブリファンの間でも有名なタエ子の一言です。

主人公であるタエ子が小学生の時に、苦手な分数の割り算について苦労し、分数と人生の関係について語るシーンです。

1種類だけっきゃ残しちゃいけないなんて誰が決めたのかなあ

物事には様々なルールがありますが、大人になるとそのルールに対しての「なぜ?」という疑問がだんだんなくなり、理由や裏付けが疎かになってしまいがちです。そんな疑問だらけの素直なタエ子の一言です。

広田「あ、あめの日と!…くもりの日と晴れと、どれが1番好き?」 タエ子「…く…くもり」 広田「あっ、おんなじだ!」

タエ子の事が好きだった広田がタエ子に恥ずかしそうに問いかけるシーンです。小学生の淡い恋心がこの台詞に上手くのっていますね。

「くもり」が好きという回答も哀愁漂います。

“自分を振り返って、もう1度はばたき直してごらん”。そう私に教えるためなのだろうか・・・

休暇を取ったタエ子は、姉の夫の実家である山形に農作業の手伝いに向かう。そんなタエ子の脳裏に小学5年生の時の思い出が次々に浮かぶ。どうして小学5年生の時のことを思い出すのか、タエ子は考えるのだった。

オレら百姓ももっとこだわらなきゃいけなかったんですよ。長いものにまかれっぱなしで、都会のあとばっかり追っかけて自分を失ってしまったんだ

元サラリーマンで、有機栽培農業を目指しているトシオの名言です。田舎と東京の狭間に揺れる青年の思いに共感する方も多かったのではないでしょうか?

こっちが好きで一生懸命面倒見てやると、向こうだってその気になってがんばってくれるような気がするんです

農作業の手伝いをしに、東京から寝台特急で山形までやって来たタエ子。夜が明ける前に着いたタエ子を、姉の夫のまたいとこであるトシオが車で迎えに来てくれる。車の中で農業について話をする2人。トシオは農業の楽しさを語る。

1 2