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2016年公開 ディズニー映画『ズートピア』

ウサギの「ジュディ」の夢は警察官になること。そんな彼女は夢を叶えるため、”誰でも何にでもなれる場所”「ズートピア」を訪れる。
警察学校を卒業し、憧れの警察官になったジュディ。しかし彼女を待っていたのは、”ウサギの警察官”である自分に対する、同僚達からの差別的な扱いだった。
雑用しか任せてもらえないことに不満を感じつつも、ジュディは日々全力で仕事をこなしていた。そんなある日、ジュディは街でキツネの「ニック」と出会う。
詐欺を繰り返して稼ぎを得ていたニックに、ジュディもまんまと騙されてしまう。しかしそれを逆手にニックの弱みを握ったジュディは、半ば強引にニックを自分の相棒にすることに。二人は最近ズートピアで話題になっている、「肉食動物の行方不明事件」の捜査へと向かうのだった。

おいおいおいズートピアめっちゃ面白いやんけ!!!!

ギデオンは1つだけ正しいことを言ったわ。私は決してあきらめない

9歳のウサギのジュディの夢は、「世界をより良くするために」警官になることだった。キツネのギデオンは、そんなジュディのことをバカにする。カーニバルのチケットをカツアゲするギデオンを止めようとしたジュディはギデオンに頬に傷をつけられるが、カーニバルのチケットは守る。そんなジュディが語る言葉。

人生はバンパーステッカーのスローガンよりも複雑。実際の人生は混沌としていて、私たちには限界もあるし、間違いだって犯す

ズートピアを騒がせた事件は全て解決し、隅に追いやられていた肉食動物たちの生活も元通りになりました。そんな事件解決の立役者となったジュディが、最後に語ったセリフです。

”偏見を持たれる側”だったジュディですが、同時に彼女自身も”偏見を持つ側”になる可能性を持っていました。ズートピアでの出来事を通してそのことに気づいたジュディが、”自分の間違いを認めること”の大切さを教えてくれています。

人生とは歌を唄えば魔法のように夢が叶うアニメミュージカルではないのだ。

ズートピアの警察署に配属されたジュディは、一人前の警察官になるため張り切りって仕事に挑みます。そんな彼女に向けた「ボゴ署長」のセリフです。

ディズニーがそれを言うの!?というセリフですね(笑)。ミュージカル要素が多い自社の作品を壮絶に皮肉っています。これもジュディの父親のセリフ同様、この作品の世界が一筋縄ではいかない、リアリティを追及したものであることを表しています。

夢を持つことは素晴らしいこと。そうだよ、願えば叶うと思わなければね。

子供の頃のジュディに、彼女の父親がかけた言葉です。警察官になるという夢をもつ娘に対して、夢を肯定しつつも「そんなに甘くない」と諭しています。

夢が広がるディズニー映画の世界で、初っ端からこの現実味のあるセリフ。ものすごい衝撃的ですよね。この作品がただのサクセスストーリーを描いたものではないことに、このセリフで気づかされます。

ニンジン農家としてウサギらしい人生を送っていたジュディの父親。愛する娘だからこそ、”願い”だけでは夢は叶わないという厳しい現実を伝えたかったのでしょう。

一番怖いのは、理由もなく怖がること。

ズートピアに向けて旅立つ日、自分を心配する両親に向けてジュディが言ったセリフです。
警察官としてのジュディの初めての挑戦。彼女自身にも当然不安はあります。しかしこれまで数々の困難を跳ねのけてきたジュディにとって、”不安は何かを諦める理由にはならない”ということを感じ取っていたのです。
不安でなかなか一歩が踏み出せないときに背中をそっと押してくれる言葉ですね。

傷付いてたら負けだぞ

ウサギであるという可愛らしい見た目なだけで警察は不向きだと思われているジュディ。

キツネだという狡猾そうなイメージだけで世間から攻撃を受けているニック。

2人には『偏見』という名の大きなレッテルが生まれた瞬間から貼られているのだ。



そしてニックは幼き頃よりその偏見で嫌な思いをし続け、いつしかすっかり慣れてしまったのである。

他人からの偏見にいちいち構ってられない。

だからこそのこの名言!

たくましいが悲しくなる名言である……。

何がやりたいかではない。何が出来るかだ!

ボゴ署長は無謀な夢と現実的な目標の間に明確な線を引いているキャラクターです。自分の限界を知れば叶わない夢を追う可能性は低くなり、より現実的な目標を設定できるようになるのです。

他人と違うのは悪いことじゃない。それはあなたが勇敢だってこと。

周りの目を気にせず、自分らしく生きるためには勇気が必要です。特に他者との違いを嫌う風潮にあるこの現代社会においては、誰かのモノマネをして暮らしているほうがずっと気楽なものでしょう。

何だって?ナマケモノだから彼が早くないって?

これは”名言”というよりは、このセリフにより作中のとある場面を”面白く”感じられる要素なのですが、ジュディとニックは事件の捜査のため、ナマケモノの「フラッシュ」が働く免許センターを訪れます。先を急ぎたいジュディは、おっとりとした雰囲気のフラッシュに不安そうな様子。そんな彼女にニックが言ったセリフです。

「人を見た目で判断するな」という格好いいセリフにも聞こえるのですが、実はニックはジュディを困らせたくて適当なことを言っただけ。結局、フラッシュはナマケモノの名に恥じないのんびりとした動きで、ジュディに大いに時間を取らせてしまうのでした。

しかし物語のラスト、二人が猛スピードで爆走するスポーツカーを捕まえると、運転席から顔を出したのはなんとフラッシュ。やっぱり「人を見た目で判断してはいけない」ということをジュディとニックは思い知らされた、なんとも面白いエピソードです。

全員と上手く付き合うことはできない。

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