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どんでん返しのラストも…甘酸っぱい余韻が残る『#140字小説』

Twitterのハッシュタグ「 #140字小説 」が話題に。男女の恋愛や別れ、人生やちょっとホラーな話までが濃縮されていました。

更新日: 2020年05月04日

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この記事は私がまとめました

140字のTwitter文学がおもしろい。

nyokikeさん

▼Twitterのハッシュタグ「#140字小説」に注目が集まりました

「別れたい時は一ヶ月以上前に報告してね」「会社かよ」変な彼女だ。心の準備が要るらしい。笑い飛ばしていたのに、他に好きな人ができてしまった。二年目の冬。別れようと言ってから、僕らは懐かしい場所を巡った。大切な話もした。一ヶ月後、彼女はさよならと手を振った。僕とは違い吹っ切れた顔で。

@miokanda 2人の気持ちが1ヶ月で反比例になってく様子がよくわかる。

@miokanda 「別れたい時は一ヶ月以上前に報告してね」「会社かよ」冗談だったのに。笑い飛ばしていたけれど、他に好きな人ができたと告げられた。二年目の冬。別れようと言ってから、私達は懐かしい場所を巡った。大切な話もした。一ヶ月後、私はさよならと手を振った。あなたにだけは悲しい顔は見せてあげない。

▼ギュッと圧縮されてるのに甘酸っぱい男女の話

#140字小説 「今年の夏はさ、お祭り無理だね」 「だな。全国で夏のイベント中止になってる」 「総体、残念だね。凄く頑張ってたのに」 「仕方ないさ。志帆もコンクール中止だろ?」 「うん。あの、もう少しだけ… こうしてて良いかな」 一晩中電話出来ることの方が、私は何故か祭りよりも嬉しかった。 pic.twitter.com/vJl4Sy9gSx

「友達に戻ろう」 なんて、君からそんな都合のいい言葉が出るなんて思わなかった。君の唇の感触も匂いも全部覚えているのに、触れられない関係になるなんてあんまりだ。 「それでも......良いよ」 君のことが好きだから1mmでも近くに居たい。他人になれない僕がそこに居た。 #140字小説

「今何してる?」その一言が聞けなくて、今日も携帯とにらめっこ。結局聞けずに終わってしまうこの時間が無駄だとわかっているのに、どうしようもなく君と話したくなるんだ。君に会いたくなるんだ。君は僕のことをただの友人Aとしか思っていないのにね。特別に思っているのは僕だけだ。 #140字小説

#140字小説 『ずっと会えないの寂しい……ねぇ、次いつ会おっか』 「……」 『わかってるけど、でも会いたいんだもん……会いたいって言うのもダメ?』 「……」 『困る?ふふ……じゃあもっともっと困らせるね』 いつもより子供っぽい、いつもより甘えた声。 彼女の話す先に、僕だけがいない。

「100日後に死ぬかもしれないし」 今春の君はやたらそう言って僕との時間をとってくれた。日付を跨ぐ残業も電話一本で駆けつける休日出勤もしない。お取り寄せグルメを頼んでは地酒で乾杯したりもした。 「君なりの配慮だったんだね」 君の病を知ったのは君が冷たくなってからだった。 #140字小説

貴方は二人の部屋を出る時、決まってドアの前で一度振り返った。煙草を買いに行く時でさえも。まるで風景を、目に焼き付けるかのように。どうして、と聞いても「なんとなく」としか貴方は答えなかった。そして、最後にこの部屋から貴方が出ていく時、貴方は絶対に振り返らなかった。 #140字小説

さよなら、と言ってみる。もう少し明るいほうがいい。君との別れの練習。もう一度、さよなら、と言ってみる。君を想うと暗くなる。でも言わなきゃお互い救われない。さぁ練習だ。 「さよなら」 練習の甲斐も虚しく、僕は落ち込んでしまった。 言われる側になるなんて思ってなかったのだ。 #140字小説

▼人生について心のどこかが共鳴するストーリー

ーーねえ、何か気づいたとこない? 君からの問題はいつも難解。今日はなんだろ。イヤリング?メイク?いつも通りな気がするんだけど。 ーーなんだろうなあ。 ここは慎重に行かなきゃ。結婚記念日に不貞腐れてもらっちゃ困る。 ーー可愛くなった? ーーあのね、お母さんになったんだ。 #140字小説

それまで人間は、一種類しかいないと思ってた。 でも、小学四年生のある春の日に、先生が教室の扉を開けたあの日から、 「にんげん」の中に、「異性」っていう別の種類がいる事を知ったんだ。 それくらい彼は輝いてて、でも寂しげで、明らかに違ってて、 一瞬で釘付けになってしまってた。 #140字小説

自分の可愛さは自覚している。私を愛しているあなたの成功を、日となり影となり応援してるんだから、いい生活をしてもばちは当たらないよね。ときどきバカなことをして話題を提供しても、活かされないのは残念。作家志望のあなたには最適の相手のはずだよ。吾輩は猫なんだからさ。 #140字小説

#140字小説 「なんで晴れを『天気が良い』雨を『天気が悪い』って言うんだろう」 透明な傘の下、そんな声が雨音に混じって聴こえた。 「そりゃあ濡れるし、外で遊べなくなるからじゃない?」平凡な答。 それに笑った君は傘を投げ捨てて叫んだ。 「雨でも遊べるよ!」 雨雲の隙間に虹が見えた気がした。

「黒歴史だから誰にも見せられない」と過去を貶めているけど、今も "誰にも見せられない私"は健在だ。 1年後も10年後も、きっと変わらずに恥ずかしさを抱えて生きているんだろう。 だけど、それでいいんだ。恥だと思えるのは成長している証。 そうやって少しずつ前に進んでいけばいいんだ。 #140字小説

パイナップルを丸ごと一個買った。ヘタを取り除くと、果肉の中心からハワイアンミュージックがあふれ出す。皮を剥き、甘酸っぱい果肉を口に入れれば、気分は海の王様。取り除いたヘタを王冠のように頭に載せてみる。たちまち不安や恐れが消え去り、唇からは歌がこぼれ落ちた。#140字小説 #マンガ pic.twitter.com/PE4FoigxDW

言葉を練る。 理想はキャラメル。ほんのり甘くて、くっつくとなかなかはなれないような。水飴のように伸びるのも悪くない。 言葉を燻す。 優しさや心地よさのチップで香りづけ。時間をかけてゆっくりと。 言葉の調理は丁寧に、ときに大胆に。そして、何よりも食べる相手を想って。 #140字小説

▼背筋がゾクッとする140文字

私は貴方を傷つけた、例えるなら崖の端まで追いやってラストスパートに背中まで押して、怪我をさせてしまった。そんな私が仲直りしたくて今更、崖の下に向かってロープを投げた。あなたは手を伸ばさない、私を見上げて拒否をする。そうだよね、一度限界まで追い込んだ関係は元には戻らない #140字小説

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