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人類が初めて観測した恒星間天体「オウムアウア」

人類が初めて観測した恒星間天体「オウムアウア」についてまとめました。

更新日: 2020年05月05日

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専門サイトの解説をまとめたものです

2017年10月、ハワイで観測される

2017年10月に米・ハワイのパンスターズ望遠鏡で発見された史上初の恒星間天体「オウムアムア」(1I/2017 U1)は、発見直後から世界中の望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡で観測が行われ、大きさや特徴などが調べられてきた。

オウムアウアという言葉の意味

ハワイ語で「遠方からの初めての使者」もしくは「斥候」を意味

(提供:European Southern Observatory / M. Kornmesser)

オウムアウアの大きさ

オウムアムアは直径160m前後の小さな天体とされたが、NASAは、直径400m未満としている。観測による可視光線の波長の変化などから、棒状の細長い形をしており、また回転していると推察されている。前者の直径は球形とした場合の仮定で、棒状だった場合は最大で800mほどあると推察されている。

「恒星間彗星」と思われていたが・・

オウムアムアを撮影した画像には、ガスを放出したり塵が取り巻いたりしているといった証拠がまったく見られなかったため、オウムアムアは恒星間小惑星として分類されることとなった。

謎の軌道で進むオウムアウア

研究チームは、オウムアムアが太陽と惑星からの重力だけを受ける場合に辿るはずの軌道からわずかにずれているという予想外の事実を発見した。太陽から遠ざかるにつれてオウムアムアの速度は落ちていくが、この減速の割合が、重力の影響だけを受けている場合の値よりも小さいのだ。

しかし研究チームでは、HSTを使ってオウムアムアの長時間露出撮影を行ってみても、典型的な彗星に見られるような塵や彗星らしい化学的特徴をいっさい検出できなかった。

もしそれが小惑星だとすれば、彗星のような奇妙な軌道を描いているのはなぜなのか? もしそれが彗星だとすれば、なぜ尾がないのか? つまり、彗星のようなガスの噴出がないのか? 葉巻のような形をしたこの未確認物体は、非常に不自然なことに、なぜ加速しているのか?

オウムアウアUFO説

ハーヴァード大学の高名な研究者らが、これを地球外文明によって送り込まれた探査機、つまりUFOである可能性について指摘した。

ハーヴァード大学で宇宙物理を研究する教授シュムエル・ヴィアリーと天文学部長のエイブラハム・ローブは、学術誌『The Astrophysical Journal Letters』への投稿で、「ひとつの可能性としてオウムアムアは、高度な技術装置の残骸として恒星間空間を漂うライトセイル(太陽帆)であると考えられる」と述べている。

最新の研究結果は?

「彗星のようにガスや塵を放出したことが原因で加速した」と説明できるようです。ただし、その「ガスや塵の放出は観測されていない」が「加速に必要なガスや塵はわずかな量で良い」との研究結果とは一致する

オウムアムアからガスや塵の放出が観測されていないのに、加速する現象が観測されていたためであり、観測されないほどわずかなガスや塵の放出があったと考えれば加速した現象は説明できるというのはすっきりしない説明ですね。

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