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結花命さん

週刊少年ジャンプ1986年11月24日号(No.50)の「ビッグ・タスクの秘密!!の巻」の扉絵に載った応募超人達。

この号で入賞作が発表される筈が投稿のあまりの多さに10話後の「皮肉な師弟対決!の巻」まで持ち越しとなる。そこで選ばれたザ・犀暴愚やANIMAL MAN、ゴースト・メロディアンやザ・フラワーダストなどは作者がイラストを描き起こし、後にデータが設定された。

これらはJC以降の単行本では削除され(2013年の新装版には残った)、現在までデータを与えられることもない。

(広義では)エビの中でも大型の種類を指すロブスターが名前に付く割に、エビともカニともつかないと設定にある。

脱皮することで真骨頂を見せて、独自性も見せるということかもしれない。

無数の蜂を出し、翅も武器とのこと。

本編で活躍する虫の超人はサタン編のマリキータマン(アリステラのパートナーまで務める)まで待つこととなる。

それが極めて多彩な、呆れる程の技を持つのはこうした作品のアイデアを作者が一気に詰め込んだからかもしれない。

アメリカ出身としか設定のない人間型超人。キン肉バスター系の技を使うともない。

戦歴を物語りそうな全身の傷痕が目を引く。

作者も無茶と思った傷がロングホーンに集まって長くするバッファローマンのようなことを正統的レスリングの中で見せても面白いと思う。

柱に見えず、分離しそうに描かれたトーテムポールの超人。

得意技はさいみんダンスと12面ヘッドバット。

「皮肉な師弟対決!の巻」で発表された武三士のデザインは同じ作者の「ゆうれい小僧がやってきた!」の青銅魔に受け継がれたが、こちらは同作のトーテム・キッドに影響を及ぼしたということはなさそう。

胴は厄災の詰まった禁断の箱。開けた最初の女性の名が付く。どこか神々しい。

この箱の神話は残ったエルピスの解釈が分かれて頗る寓意的であり、故に正義超人の力を如何様にも使えそうな作品か。

八百万といえる神が出て、創った超人と接するということになった「キン肉マン」で作者なりに咀嚼して登場させてほしかった。

亀甲があしらわれた鎧を丸めるが、説明に怒濤とあり、守り一辺倒ではない。

涼やかな表情との落差も狙った作品かもしれない。

いずれも劣らぬ力作となっている。

スーパー・フェニックス(応募名は「スーパーキン肉マンフェニックス」)やマンモスマンの載った夢の超人タッグ編時期の折り込み(「肉萬」に収録)のサイコロマンやザ・ワラ人形、バイオレンスマンは作者は描き起こされず掲載形式のために単行本未収録なものの、採用作と同期のため新規に描かれて「学研の図鑑 超人」に載り、データが付与された。

王位争奪編の3か月の休載中の企画で発表された超人達も長く日の目を見なかったが、その一体のザ・ゴッド・シャークが本物のソルジャーのチームメイトとしてわずかながら本編に出たため、他の超人達(THE 弥魔戸やライターマン、カッターマン)も学研の図鑑で救済された。

II世の究極の超人タッグ編が休載の号で発表されたジ・オイスターやダーク・ウイルス、ザ・文防具も単行本には未収録ながら学研の図鑑で紹介された。

いずれこれらにも脚光が当たってほしい。

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