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コロナ禍で覇権拡大…中国の『マスク外交』に様々な声

中国が新型コロナウイルス感染国にマスクや人工呼吸器、医療チームまで提供している。周近平の口から「健康シルクロード」という言葉も出ている。

更新日: 2020年05月17日

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wappameshiさん

パンデミックで中国がマスク外交を展開している

コロナ禍でマスクが外交のツールになっている。

多数の被害諸国にマスクや人工呼吸器、医師団までを送るようになったのだ。この中国の対外活動は、欧米では「マスク外交」とも評される。

中国がマスクや防護服などを提供した国・国際機関は130以上、3月から輸出したマスクは38億枚を超えた。関係が悪化しているアメリカからも大量の人工心肺を受注している。

一体なぜ?中国がマスク外交を展開する理由とは

新型コロナウイルスの発生源は中国の武漢と言われている。

新型コロナウイルスの発生源をめぐっては、アメリカのトランプ大統領が中国湖北省の武漢にある研究所から広がった可能性があるという認識を示す一方、中国は証拠がないとして反論。

マスク外交について、専門家は「ヨーロッパでは、中国が新型コロナウイルスの発生元という悪いイメージがあったため、それを払拭する効果もあったのでは」と分析する。

「マスク外交の宣伝は中国政府の典型的な国際世論工作だ。SNSを通して、自分たちの国際貢献を最大限アピールすることで、中国政府による当初の隠蔽や失敗を隠すのが中国政府の戦略だ」

フランスの大学の研究者ホアン氏も指摘している

マスク外交でヨーロッパに亀裂?

習近平から「健康シルクロード」という言葉が出てきた。計画の詳細は不明。

中国が「マスク外交」を展開するイタリアやギリシャ、それにバルカン半島諸国は「一帯一路」の要衝で、これまでもインフラ整備のための覚書を結んだり、巨額の投資を行ってきた。

一帯一路とは現代版のシルクロード。イタリアとは先進7カ国で初めて一帯一路推進の覚書を締結している。

習近平国家主席はイタリアのジュセッペ・コンテ首相と電話会談した際「中国側はイタリア側と共に、感染症との闘いにおける国際協力と『健康シルクロード』建設のために貢献したい」と表明した。

問題なのは、EUではドイツやフランスが自国の防衛に必死で、周辺国の援助にまで手が回らなかったこと。一方で中国が援助の手を差し伸べたことで、EU内での連携にヒビが入っています。

マスク外交には別の目的もある…

フランスにはファーウェイの5Gシステムの導入を要求したと言われている。

米共和党のマーク・グリーン下院議員は米FOXニュースとのインタビューで「中国はフランスにマスク10億枚提供と引き換えに5Gにファーウェイ社の設備を導入することを提案した」などと述べた。

外交部の趙立堅報道官は7日「友好と人道主義の精神をもって、中国はすでにフランスに医療予防物資を提供したと共に、中国での医療予防物資の購入に利便性を提供している。これまでに渡っていかなる条件も設置していない」と述べました。

一方でマスク外交が失敗しているという声もある

オランダ政府は先週、中国から輸入したマスク130万枚のうち、品質基準を満たしていなかった60万枚を回収。中国側はメーカーは「外科手術用ではないとはっきりと伝えていた」と説明した。

最近では中国がアメリカのワクチン情報を盗もうとしている

マスク外交がワクチン外交になるかもしれない。

FBIと米国土安全保障省は13日、中国とつながりのあるハッカーが、新型コロナウイルスの感染症に関する研究を行うアメリカの複数機関を標的にしているとして、異例の共同警告を発した。

各国がワクチン開発にしのぎを削っている。単に感染拡大を防止するためだけではない。世界に先駆けてワクチンを開発できれば、戦略的にも軍事的にも、きわめて優位になるからだ。

中国国営企業が企業買収も狙っている

今年3月の株価下落により、株価が割安になった企業が続出している。

ウイルスの感染拡大を抑え込んだとして、いち早く経済活動を再開した中国が、株価が下落して割安になった日米欧の企業を狙っているというのだ。

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