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地震による発光現象が世界で初めて撮影された松代群発地震

松代群発地震の情報をあつめました。

更新日: 2020年05月21日

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この記事は私がまとめました

気象庁と長野市立博物館の情報をもとに作成しました。

▽ 松代群発地震とは

松代群発地震は1965年(昭和40年)8月3日に3回の体に感じない地震から始まりました。地震活動は次第に活発になり、翌年の1966年(昭和41年)4月17日には震度1以上の地震が1日に585回(うち震度4と震度5が各3回)観測されました。

▽ 松代群発地震の震源分布

▽ 温泉が湧き出る

1965年11月4日に長野県松代町加賀井にある一陽館旧源泉で、いままで枯れていた温泉井戸から25℃のお湯が突然出始めて、22日には33℃に上昇し、毎分80リットルも湧出しました。

松代群発地震の特徴の 1 つは温泉の湧き出しです。松代町のいたる
ところで大量の湧水が発生しました(図 4)。

この水には大量の塩素が含まれており、農作物は大きな被害を受け
ました。地震が激しさを増すとともに地表に出てくる水の量も増え
てきました。それにともない松代町東条の加賀井温泉では、
温泉の湧出量が増えていきました。

▽ 発光現象

松代群発地震では、多くの発光現象の観察記録が集められ、特に松代町東条の栗林亨氏による世界で初めての写真撮影例、10例(8例はカラー)が得られました。

1966年9月26日03時25分奇妙山一帯 自宅にて
「3時25分自宅より東方愛宕山、尼飾山、奇妙山、立石、皆神山、ノロシ山一帯が96秒間白色蛍光灯のごとく山に沿って光った。 光帯の仰角は5~15°、光帯中心部は尼飾山南部より皆神山中心部で白色半光球状にも見え、 付近のちぎれ雲はかすみに帯赤色に着色しており、最輝時の40秒間は満月の明るさの3倍ぐらいだったと思う。 腕時計の秒針がはっきりと読めた。」

1966年2月12日04時17分妻女山付近 自宅にて
「4時17分地震直後松代町西方妻女山付近が仰角5°ぐらいまでかなり広い範囲(数km幅)に夕焼のごとき色を示し、 夕焼の中でももっとも複雑などすぐろい色に見えた。継続時間は35秒」

発光現象は冬季に多く、時刻的には午前 4 時と午後 8 時前後に多い。
② 発光の継続時間は数十秒程度で、最初急に明るくなり、徐々に暗くなる。
③ 発光は個々の地震と対応しにくく、小さな地震が連続して発生しているときに多く見られる。
④ 発光現象にはおおむね空電(雷放電によって発生する電波)が伴っている。
⑤ 発光の色は、白、青白、赤、ピンク、だいだい、黄などで、緑色はない。かなり明るく、火事かと思ったり、昼のように明るかったり、目がおかしくなったのかと思うほどのものもあった。

▽ 地鳴り

▽ 松代群発地震 特集サイト

▽ 1965年~1970年に起こった地震

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