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数多くの名馬を出した北海道安平町の吉田牧場が、競走馬の生産活動を終了

テンポイントを筆頭に数多くの名馬を出した北海道安平町の吉田牧場が、競走馬の生産活動を終了することが分かった。現代表で元騎手の吉田晴雄氏(76)は「4月2日の火事で5頭の繁殖牝馬が全て死んでしまいましたし、私の体力的なこともあって決断しました」と胸中を明かした。

更新日: 2020年05月27日

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897年に吉田権太郎氏が創業。主な生産馬に66年桜花賞馬のワカクモや、その産駒で77年天皇賞・春と有馬記念を制した兄テンポイント&障害重賞5勝の弟キングスポイント、95年香港国際Cなどを制したフジヤマケンザンがいる。

july701さん

有限会社吉田牧場(よしだぼくじょう)は、北海道勇払郡安平町にある競走馬生産牧場。1950年代から1980年代にかけて特に隆盛し、JRA顕彰馬のテンポイントなど数々の八大競走・GI級競走の優勝馬を生産している。牧場および経営者一族名義で馬主も兼ねるオーナーブリーダーである。

1980年代半ば以降、国内おけるGI級競走の優勝馬は出ていないが、1995年にはフジヤマケンザンが香港G1(国際G2)競走の香港国際カップ(現・香港カップ)に優勝、国外のG1級競走を制した最初の日本生産馬となった。同馬の父・ラッキーキャストは重雄が導入したマイスワローとタイプキャストの子、母系は一太郎がこだわった下総御料牧場の系統であった。
2001年、重雄が死去。牧場は現在、かつて騎手を務めていた重雄の実弟・吉田晴雄が代表者を務めている。
2020年4月2日牧場似て火災が発生し在厩中の繁殖牝馬五頭全て焼死した

主な生産馬
八大競走およびGI級競走優勝馬
ヒロイチ(1952年産 1955年優駿牝馬)
オーカン(1956年産 1959年優駿牝馬)
ワカクモ(1963年産 1966年桜花賞など重賞2勝)
リュウズキ(1964年産 1967年皐月賞、1968年有馬記念など重賞5勝)
テンポイント(1973年産 1977年天皇賞・春、有馬記念など重賞8勝)
プリテイキャスト(1975年産 1980年天皇賞・秋など重賞2勝)
フジヤマケンザン(1989年産 1995年香港国際カップなど重賞5勝)
その他重賞競走優勝馬
エツザン(1944年産 1948年中山記念・春)
ヒロホマレ(1948年産 1952年鳴尾記念・春)
ワカノキング(1956年産 1959年京都特別)
チトセハーバー(1959年産 阪神3歳ステークスなど重賞2勝)
ハーバーホープ(1963年産 1965年札幌3歳ステークス)
アイアンハート(1971年産 1974年カブトヤマ記念)
キングスポイント(1977年産 1982年中山大障害・春、中山大障害・秋など重賞5勝)
ワカテンザン(1979年産 1982年きさらぎ賞)
ワカオライデン(1981年産 1985年朝日チャレンジカップ)
マジックリボン(1993年産 1999年全日本サラブレッドカップ)
その他の馬
タイプアイバー(1974年産 種牡馬。ヨーロッパの名馬サーアイヴァーとタイプキャストの仔)
ラッキーキャスト(1979年産 種牡馬。フジヤマケンザンの父)

日本最大の競走馬管理組織・社台グループを経営する吉田一族と縁戚である。グループ創業者吉田善哉の祖父・吉田善太郎が権太郎の兄に当たり、善太郎は吉田牧場創業に際して権太郎を支援した。善太郎の息子・善助(善哉の父)が社台牧場を創業したことは、権太郎の影響が強かったとされる。また「エーシン」(栄進堂所有馬)名義の競走馬を多数供給しているアメリカのウィンチェスターファームは、重雄の実子である吉田直哉が創業したものである。

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