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日本政府はどうする…?一国二制度崩壊で香港移民受け入れに様々な声

中国が香港国家安全維持法を施行し、香港の一国二制度が崩壊した。イギリス政府は香港人の受け入れ拡充する。

更新日: 2020年07月02日

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wappameshiさん

中国が香港国家安全維持法を施行した

「香港国家安全維持法」は中国の全国人民代表大会常務委員会で6月30日に全会一致で可決され、香港政府が同日に施行した。

この法は複数の行為を犯罪とみなし、最高で無期懲役を科すとしている。そして中国大陸側の保安担当者が香港で合法的に活動することを認めている。

民主化の女神『周庭』らの活動団体が解散表明した

2014年の雨傘運動の中心メンバーである周庭(アグネス・チョウ)氏や黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏が所属する香港衆志(香港デモシスト)も6月30日に解散を表明。

私、周庭は、本日をもって、政治団体デモシストから脱退致します。これは重く、しかし、もう避けることができない決定です。 絶望の中にあっても、いつもお互いのことを想い、私たちはもっと強く生きなければなりません。 生きてさえいれば、希望があります。 周庭 2020年6月30日 pic.twitter.com/zEk2NwgU24

香港の一国二制度とは?

香港は1997年にイギリスから中国に返還されましたが、50年間は香港のことは香港の人ひとが決める自治が認とめられています。

これは「一国二制度」の下に1997年に香港を中国に返還するという、1984年のイギリスと中国との合意に基づくもの。

1997年の返還時に定められた香港特別行政区基本法では、将来的に現地の行政長官を直接選挙を通じて選出することが明記されていました。

英国は国家安全維持法について、香港の「高度な自治」を維持すると約束した1984年の英中共同宣言に違反すると中国政府を批判。

イギリス政府は香港人の受け入れ拡充する

英海外市民の旅券保持者は現在、ビザ(査証)なしで英国に6カ月間滞在できるが、その期間を5年間へと延長し、市民権取得につなげる。

滞在許可証は、1997年に香港が中国に返還されるまでイギリスが現地で発行していたもの。

イギリス海外市民(BNO)パスポートのこと

現時点で35万人いるほか、申請の条件を満たしている人が260万人いるという。

オーストラリア政府も移住受け入れを検討

オーストラリアのモリソン首相は7月2日、香港国家安全維持法の施行を受け、香港の住民をオーストラリアに受け入れることを検討していると明らかにした。

米国議会でも移民受け入れの議論が出ている

米上院議員のグループは6月9日、中国政府が香港の高度な自治の制限につながりかねない動きに出たことにより香港からの脱出を望む市民を受け入れるよう米政権に呼び掛けた。

日本政府はどうする?

茂木外務大臣は談話を発表し、「一国二制度の原則に対する信頼を損ねるものだ」として、遺憾の意を表明し、外務省が中国側に伝えました。

河野防衛大臣は中国政府の対応を厳しく批判したうえで、「延期になっていた習近平国家主席の国賓来日に関しても、重大な影響を及ぼすと言わざるを得ない」と述べました。

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