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アキレス腱術後のリハビリ

どうぶつの世界でも、ライオンなどは他の動物のアキレス腱をかみ砕き、走行能力を奪ってから獲物をしとえるなど、歩く、走る能力において非常に大切な腱である。切ってしまった場合は社会復帰までリハビリが必要になるがどのような経過をたどるかまとめてみた

更新日: 2020年07月16日

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この記事は私がまとめました

アキレス腱を断裂しました。手術をすることにしたので術後のまとめをします

miyamontaさん

アキレス腱断裂後は、手術か保存か、メリットデメリットがありますので選択は医師とよく相談して決めましょう

アキレス腱術後のリハビリ

アキレス腱の術後療法は、手術の方法によっても筋腱の縫合強度も異なるため、どの程度実施してよいかは、病院や手術方法によっても異なるので、術式や荷重、聴力強度に関してしっかりと確認してから実施するようにしましょう

術後に注意すべき事

①縫合部のエロンゲーションを起こさないようにすること
②組織間の癒着を起こさせないようにすること

①せっかく縫った腱です。強い張力がかかるといくら縫っているとはいえ引き延ばされます。間違ったリハビリをすると、腱が延長してしまい下腿三頭筋の筋張力が足の底屈をする際の張力発揮を鈍らせてしまいます。

②足首の後方には数多くの筋腱が通っています。血種がたまったり、脂肪が少なかったり、組織が密になっている所では滑走障害が起こりやすくなります。組織の癒着が動きを阻害しますので、癒着が起こらないように気をつけます

創傷治癒
関節可動域の改善
疼痛コントロール

これも大切です

各プロトコールの確認

術後4日後 ギプスにヒールを付け、歩行練習を始めます。ここで退院となります。翌日から通勤や通学が可能です。

12日後 
ギプスを外し、装具になります。

12日後 足関節が硬くならないために、可動域練習が始まります。

3W ふくらはぎの筋肉(アキレス腱と直接つながっている筋肉)を鍛え始めます。

出展:スポーツ外傷・障害に対する術後のリハビリテーション 園部俊晴 (2011) pp246 表1

瘢痕未成熟期 術後〜5日

術後1日〜 患部は動かさず、患部外のトレーニングを実施

装具使用(ヒールパッド3つ). 2本の松葉杖を使用し、ヒールを通した体重はOK、6週間は装具を使用

5日~

5日間経過したら軽度底屈位でのヒール付きギプス(歩行ギプス)に変更し、疼痛に応じて全荷重歩行を許可、全荷重歩行が可能となるまでの間は松葉杖を使用

10日

10日前後 足関節以外を動かす タオルギャザー、ストレッチ(縫合部に配慮しながら)

2W

装具(ヒールパッド2つ)、全荷重、必要に応じて2本の松葉杖

14日前後 ROM訓練開始(*他動訓練は禁止)ストレッチング(腓腹筋・ヒラメ筋を弛緩させた状態で徒手で伸長させる*足関節のROM訓練は禁止)

3W 瘢痕安定期

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